転職成功者インタビュー

株式会社伊予銀行
吉田瑞穂さん(仮名・ITエンジニア) 29歳

結婚を機にUターンを決意。愛媛で手に入れたキャリアアップの機会と理想の暮らし。

大学卒業後は東京の銀行に入行し、ITエンジニアとして約6年半にわたりシステムの保守や開発の上流工程に携わってきた吉田瑞穂さん。

仕事にやりがいを感じていたものの、結婚を機に将来の子育て環境や自分たちらしいライフスタイルを見つめ直し、夫とともに愛媛県へのUターン転職を決意する。これまでの経験を活かし、さらなるキャリアアップを目指せる環境として選んだのが株式会社伊予銀行だった。

現在は新たな環境で奮闘しながら充実した日々を送っている吉田さんは愛媛でどのような暮らしを手に入れたのか、転職体験談と現在の想いを語ってもらった。

※本記事の内容は、2026年10月取材時点の情報に基づき構成しています。

過去の
転職回数
0回
活動期間
エントリーから内定まで93日間

転職前

業種
金融機関
職種
ITエンジニア
業務内容
自社システムの要件定義、設計、保守、ベンダーコントロール

転職後

業種
金融機関
職種
ITエンジニア
業務内容
自社システムの企画、設計開発、管理、運用

仕事のやりがいも、将来の安心も妥協しない。夫婦で決断した愛媛へのUターン。

現在のお仕事はどんな内容ですか?

現在は伊予銀行のシステム部に所属し、融資系システムを担当するチームに在籍しています。

前職でもプログラミング経験はあったものの、経験のないシステムの開発だったため、最初はだいぶ苦労しました。ただ、入行後の研修プログラムが非常に充実していて、丁寧な指導のおかげで基礎から知識を身につけることができました。

その後チームに合流し、今は伊予銀行の金融商品についての理解を深めながら、実務に向けて少しずつキャッチアップしています。

入社前のご経歴を教えてください。

大学卒業後に東京に本店を置く銀行に入行し、システム部で6年半ほど勤務しました。主にコールセンターシステムや勘定系、融資系システムの設計・保守を担当していました。

基本的には外部のベンダーに開発を委託していたため、私の仕事は社内の業務部門から要望をヒアリングして言語化し、ベンダーへ橋渡しをする要件定義などの上流工程がメインでした。

入行4年目のときに1年間だけ勘定系システムの開発会社へ出向する機会がありまして、そこでは要件定義だけでなく、プログラミングや基本設計など、実際に手を動かして開発する工程も経験できました。

転職のきっかけは?

昨年結婚したことが一番のきっかけです。今後、出産や子育てを考えたとき、「やっぱり実家が近い方がいいよね」と夫婦で話し合うようになりました。

私は愛媛県出身ですが、小学校から高校までは広島で過ごして大学から東京に出たので、実は愛媛で暮らしたのは幼少期の3年間だけでした。ただ、両親も親戚もみんな愛媛にいますし、よく祖母の家にも遊びに行っていたので非常に身近な場所でした。

それに加えて、夫も私も自然が好きだったので、海や自然が身近にある愛媛に移住して生活の拠点を築きたいという想いが強くなっていきました。

転職活動はどのように進めましたか?

移住に向けて先に動き出したのは夫の方でした。夫が自身のキャリアを考慮して「早めに愛媛の情報を得たい」と、転職コンサルタントとの相談を始めていたのです。その過程でいろいろと話を聞くうちに、私自身の気持ちも少しずつ固まって一緒にサポートをお願いするようになりました。

前職でのITエンジニアという働き方は、自分にとても合っていてやりがいを感じていました。ですから、なるべく職種は変えずに愛媛でもこれまでの経験を活かしたいと希望を伝えました。そこでご紹介いただいたのが、伊予銀行でした。

今の会社に決めたポイントは?

経験を活かせる環境だったこともありますが、単に培ったスキルが使えるというだけでなく、私自身にとってキャリアアップになると感じられたことが大きな決め手です。

前職での上流工程の経験をベースにしつつ、自社システムの開発や行内のDX推進など、エンジニアとしてより成長できるフィールドがあることに魅力を感じました。

また、選考活動中に女性行員と面談する機会があったことも後押しになりました。私生活と仕事を両立しながら働いている話を直接聞くことができ、「この環境なら、ライフステージが変化しても安心して長く働き続けられる」と確信できたので、迷わず入行を決めました。

残業が減り、プライベートが充実。自然豊かな愛媛で心身ともに豊かな暮らしを実現。

転職していかがですか?

最初の2カ月間のプログラミング研修で、無理なく知識を身につけられたのは良かったです。伊予銀行は定期的に中途採用の行員が入行していることもあり、教育体制などの受け入れプログラムがしっかりしていて、ありがたく感じています。

職場の環境としても、周囲は本当に優しい方ばかりで働きやすいです。また、システム部は女性の割合が高く、同年代の同僚が多いのでとても心強いですね。これから少しずつ周囲とコミュニケーションをとって、チームに馴染んでいきたいです。

転職して良かったと思うことは?

生活と仕事のバランスがとても取りやすくなったことです。前職では部署の人数が少なかったこともあり、皆いつも忙しくしていました。また、部署内に子育てをしながら働いている女性がいなかったため、「将来、子どもができたときに、この働き方を続けるのは難しいだろうな」という不安も常にありました。

今の職場では定時で帰る同僚も多く、仕事とプライベートのメリハリをつけながら働ける環境だと感じています。まだ入行して日が浅いですが、働きやすさはすでに実感しており、思い切って環境を変えて、本当に良かったです。

困っていることや課題はありますか?

今のところ仕事そのもので大きく困っていることはないのですが、強いて言えば、システム部のオフィスが本社ビルとは別の場所にあるので、銀行全体の雰囲気がまだつかみきれていないことでしょうか。

本社には選考の際に行ったきりなので、他の部署にどのような人がいて、どんな雰囲気で仕事をしているのかを知る機会がまだ少ないのです。

ただ、これから実務に入っていく中で、徐々に他部署との関わりや本社側とやり取りする機会も増えてくると思うので、少しずつ伊予銀行全体への理解を深めていきたいです。

生活面の変化はありましたか?

東京にいた頃は休日にどこかへ出かけるにしても電車に乗って人混みの中を移動しなければならず、それだけで疲れてしまうこともありました。でも、愛媛に来てからは移動手段が車メインになったので、どこへ行くのも本当に快適です。

それに、愛媛は場所によって見える景色が全然違うので、週末は夫と一緒に海や山など、県内のさまざまなところへ出かけて自然を満喫しています。松山は街がコンパクトで、少し車を走らせれば海も川もすぐ近くにあるのが素晴らしいですね。

あと、実家にもよく泊まりに行くようになり、家族がそばにいる安心感を日々噛み締めています。

転職を考えている人にアドバイスをお願いします。

私は前職に6年半勤め、責任あるポジションも任されました。そのため、「せっかく長く働いた会社を辞めていいのだろうか」「今後の産休や育休などの制度は、長く勤めた今の会社で取得した方がいいのではないか」と、転職のタイミングはかなり悩みました。

でも、そういった会社の制度や「こうすべき」といった枠にとらわれすぎるのはもったいないと思います。大切なのは、自分たちの大事にしたい価値観やライフプランをしっかりと見定めた上で、今後のキャリアをどう描いていくかを考えること。

もし迷っている方がいれば、まずは自分自身の理想の暮らしと向き合い、恐れずに一歩を踏み出してみてほしいですね。

担当コンサルタントから

チーフコンサルタント 
松本 俊介

結婚という人生の転換期を機に夫婦で理想の暮らしを話し合い、愛媛へのUターンを決意した吉田さん。長年勤めた環境を離れる不安を乗り越え、自分たちの軸を大切にして一歩を踏み出されました。

伊予銀行では、これまでの経験をベースにエンジニアとしてのさらなるキャリアアップに挑みつつ、プライベートでは心身ともに穏やかな暮らしを実現されています。「会社の制度や固定観念にとらわれず、大切にしたいライフプランを中心にキャリアを描く」という吉田さんの言葉は、働き方や移住に悩む多くの方に勇気を与えてくれます。

豊かな自然と温かい仲間に囲まれた愛媛の地で、公私ともにいっそう充実した歩みを続けられる吉田さんの活躍を心より応援しております。

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