転職成功者インタビュー

株式会社伊予銀行
山谷宏一さん(仮名・ICT戦略担当) 43歳

引く手あまたのSIの最先端領域から選んだキャリアチェンジ先は、地方銀行の総合企画部。

「新しい価値創造」ができること、異業種への挑戦、自然に近い穏やかな地への移住。3つのポイントでワクワクできる理想の転職先を求め、地域を限定せずに広く検討したという山谷さん。転職を意識しはじめてから約1年後、希望を叶えられる企業と巡り会えたという。「都会の求人情報はたくさん溢れているのに、地方の情報が手に入りにくい」と感じた山谷さんがリージョナルキャリア愛媛のサポートで納得の意思決定に至ったプロセスを紹介する。(※本記事の内容は、2022年4月取材時点の情報に基づき構成しています)

転職回数
1回
転職期間
エントリーから内定まで40日間

転職前

業種
メーカー系SI
職種
新規事業推進・経営企画
業務内容
研究開発を10年余、経営企画、デジタルマーケティング、役員直下で抽象課題の具体化、新規事業推進に携わる。

転職後

業種
金融機関
職種
総合企画(ICT戦略)
業務内容
アプリ企画・推進、営業企画支援、デジタル人財育成など

待遇アップの同業界よりも、未経験の異業種でワクワクできる挑戦がしたい。

現在のお仕事はどんな内容ですか?

いろいろなプロジェクトに関わっているのですが、直近では銀行口座を保有しているお客さま向けスマホアプリの企画・推進に注力しています。残高照会などの金融機能だけでなく、地域のクーポン機能やマネーコラムなど情報発信の機能を持たせることで普段の生活の中でお客さまの役に立ち、銀行を身近に感じていただく仕組みづくりに取り組んでいます。金融業界においてのBtoC事業は私にとって初めての経験なのですが、お客さまの反応がダイレクトに返ってくるのが面白いです。「使ってもらっている」実感が持てるのも嬉しいですね。

ほかにも前職の経験を買われ、マーケティングや収益改善など営業企画、デジタル人財の研修企画などにも関わっています。入社に際して、この業務だけをするという前提ではなかったので、いろいろなプロジェクトに関われることは面白く感じています。

入社前のご経歴を教えてください。

メーカー系SIerに属していましたが、社内でも特異な経歴と言いますか、研究開発・経営企画・デジタルマーケティングと、社内で前例のない「0→1」プロジェクトをたくさん経験しました。役員直下の裁量ある立ち位置を任され、社内社外の人脈と調整折衝を重ね、新しい価値を作ったりするので面白く働かせてもらっていたと思います。

転職のきっかけは?

仕事面では自身の関わっている事業譲渡が決まったタイミングでした。また、コロナ禍の自粛生活もあったので働き方を含めて一旦生活をリセットしようと感じたのは大きいですね。

また、育児のことを考えると山・海・川といった自然に近い環境で生活したいと考えていました。これらを体験するには、県を跨いで足を延ばさないといけないケースが多く、首都圏から離れた暮らしを家族で考えるきかっけになりましたね。

転職活動はどのように進めましたか?

まずはインターネットを中心に情報収集しました、最初は全国どこでも良いくらいに考えていましたが、妻の実家がある四国は何度か訪れて好きな地域でもあったので良い先があるといいなという選択肢に考えていました。同業界からのスカウトは多いものの『一度きりの人生を1つの業界経験ではもったいない、異業種に挑戦してみたい』という思いもあり、興味を引かれる求人になかなか出会えなかったんですね。

そんな時に、リージョナルキャリア愛媛と出会い、異業種で新しい挑戦ができるという点に魅かれて応募を進めていきました。コロナ禍でもあり基本はオンラインでの面談・面接で進捗しました。

今の会社に決めたポイントは?

四国外を含むいくつかの企業も併願で進めていましたが、異業種で挑戦が期待されるポジションという点に魅かれたのが大きかったです。オンライン面接は毎回穏やかな雰囲気で、内定が得られたらここに決めようと選考プロセスを通じて感じました。

思うような求人との出会いがすぐになくても諦めないで、と伝えたい。

転職していかがですか?

これまでの携わってきたビジネスと違い、個人ユーザの声や反応がダイレクトに感じられたのは嬉しいギャップでした。自分が携わったものが使われている、という純粋な実感が持てることも面白いな、と。これまでは社内プロジェクト中心に関わってきましたが、この先異業種との新規事業にも関わってみたいですね。

転職して良かったと思うことは?

もともと1つの業種で定年まで働くのではなくて、異業種で挑戦してみたいと考えていたので、その希望が叶いました。スマホアプリやWebサイトの利用状況に加えて、金融機関ならではのデータリソースは新たなビジネスを作る観点で、貴重な資産だと感じています。

困っていることや課題はありますか?

業種により仕事の進め方が違うのも要因だと思うのですが、前職のSIと比べると決裁のスピード感にはギャップがありますね。新規事業への取組みに関してはまだまだこれからなので、前職で培った首都圏の人脈や事業推進のノウハウをどんどん活かしたいと考えています。

金融機関なので、いろいろな決め事に慎重さが必要ということも理解していますが、少しずつ良い方向に向かうように努力したいですね。

生活面の変化はありましたか?

通勤時間は3分の1に短縮されましたね。今は片道20分程なので、定時で業務が終わる日には18時に帰宅することも可能です。

人が密集していない点は期待どおりで、海や川へのアクセスが良いので県内で子どもとの外出が楽しめています。もう少し安心できる社会情勢になれば、近隣県にも出かけてみたいと思っています。

転職を考えている人にアドバイスをお願いします。

まず、思うような地方求人はなかなか出てこないことを実感しましたが「諦めずに根気よく」探すことをお勧めします。私の場合はリージョナルキャリア愛媛と出会う前に半年ほどインターネットで探していましたが、これぞと思う求人には出会えませんでした。

また、私は四国出身ではないのですが、愛媛では優しく穏やかな人が多いと感じます。反面、自分でなにか立ち上げるという行動力を持った人は、首都圏よりやはり少ないと感じます。またスピード感や仕事の進め方などにもギャップを感じるかもしれません。

時間はかかるかもしれませんが、その会社だけでなく地域内で同じような考えを持つ仲間を増やしていきたいです。その結果、地方においても新しい取り組みや社内スタートアップに関する活動が増え、地域の活性化に繋がるものと考えています。気概と行動力があれば地方への転職がより面白いものになると思います。

担当コンサルタントから

コンサルタント 
渋谷 智子

初回面談の際、愛媛や四国に地域限定はしていないものの転職意思は強く、すでにご自身の経験とスキルを分かりやすく整理されていました。『SIの中でも最先端の新規事業に携わってきた山谷さんに四国で活躍いただけたら…』と、個人的にも期待が高まるのと同時に、多くの企業からから入社を期待される方だろうとも感じました。複数社からの内定時に納得感ある意思決定できるよう、「何を優先して決断するか」について選考プロセスを通じて確認を重ね、併願先すべての内定を待たず(入社先の労働条件が出る前に!)に概ね入社意思を固められたことが特に印象に残っています。すでに様々なプロジェクトを兼務されていますが、新たな価値創出をテーマに、社内も社外も巻き込んで力を発揮いただけるよう応援しています。四国がエンパワーされるようで、支援側もとても嬉しいご縁でした。

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