今回は、愛媛県今治市に本社を置く船舶用電機メーカー「BEMAC株式会社」を紹介します。

（画像出典：BEMAC株式会社公式HP）

「海洋プラント事業」「産業プラント事業」「EV事業」3つの柱

創業75年を迎えたBEMACは、漁船向けの蓄電池の販売充電を主軸事業として創業しました。以来、舶用重要電気機器（配電盤・監視盤・無線機・レーダー）のトップシェア企業として業界をリードしています。

大手造船会社を中心に船舶電気工事を請け負い、船の心臓部ともいえる電気設備全般をワンストップで手掛けられる、国内唯一の企業です。

同社は、海洋プラント事業で培った技術力を活かし、商業ビル・製造工場・水処理施設・発電事業者などの陸上電気設備も手掛けています。これにより産業プラント事業という大きな柱を確立し、発電設備や制御・配電システムの製造から販売・工事・メンテナンスまで、一貫して手掛けています。

さらに近年では、環境問題への対応や原油などのエネルギー資源の枯渇を鑑み、フィリピンにEV（電気自動車）の自社工場を設立しました。同社のEV事業は、排ガスによる大気汚染が深刻化する東南アジアを中心に、生活環境の改善に向けた電動三輪自動車の市場開拓を進めています。

また、電気自動車に搭載する高性能な二次電池は、コア事業である船舶にも利用できる技術として、研究・開発が進められています。

なお、2010年に完成した「本社・みらい工場」の外観は「未来の船舶をイメージ」した形状を取り入れ、街のランドマークになるほど印象的な建物となっています。

社訓の精神でもある「和」を大切にした空間をつくるため、1F工場スペースの上に事務所を配置するなど、合理的で一体感を感じさせる構成・レイアウトが特徴です。

また、主要クライアントとの連携強化のため、香川県・広島県にも工場を置くとともに、東京には戦略部隊を配置、海外にも関連会社を有し、電機分野でグローバルにチャレンジし続けています。

BEMAC株式会社の求人情報

世界的に見て造船業界は、中長期的に大きく成長している産業であり、国内では中国・韓国勢の攻勢や新型コロナウィルスの影響があったものの、直近では業界再編が実を結び、復調の兆しを見せています。

海外の受注獲得による成長・拡大にも期待がかかる中、今後は船舶業界でも環境規制への対応やIoT・AI化による省人化が強く求められており、同社が持つ唯一無二の舶用電機技術は、より一層ニーズが高まることが予想されています。それにより、この先数年の先受注も非常に伸びている状況です。

業界トップシェアを誇る電機技術を通じた「海」「陸」「EV」事業を柱とするBEMAC。みなさんのこれまでの経験を様々な観点で活かせるフィールドがここにあります。

一人ひとりの情熱や欲求を、新たな事業のエネルギーに変換してチャレンジしてみませんか？異業種からでも活躍できるポジション含め、以下に求人を紹介します。

※「2024年1月5日」時点の求人情報となります。閲覧されるタイミングによっては掲載が終了している場合もございますので、あらかじめご了承ください。

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｜電気回路設計（船舶用電機）

｜電気回路設計（陸上産業プラント）

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｜資材購買・調達

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